平凡な日記

取り留めもないブログですが。

適度に悩むということ~Orange5を読んで

いつも思うんだ。あの時、ああしていればと。。。
人は後悔を背負わずには生きていけない。それは、きっと今の自分が幸せでない理由を過去の自分に求める一種の逃避行動なのだろう。そんなことをしても今の自分が傷つくだけなのに。
Orangeという作品から、適度に悩むということついて考えさせられた。
今の自分の状況が良くないのは他人や環境のせいだと転嫁できる人はある意味強いけど、今の自分に向き合えていないから、何が悪いのか検証できず、未来を変えることは難しいんだ。
一方、自分のせいだと悩んでクヨクヨしてしまう人は一見弱いけど、今の自分と向き合ってるから、傷ついてしまうけど未来を変えることができる人なんだと思う。ただ、難しいのは行き過ぎると自らに絶望してしまい、可能性を閉ざす選択をしてしまいかねないということだろう。
だから、一人で生きていこうとしてはいけない。作品では、自分の幸せより他人の幸せを考えることができる仲間がいた。
だから、翔は絶望しなかったのだ。
どうか、この記事を読んで今に絶望して悩んでいる誰かにOrangeを読んでほしいと思う。
きっと、あまりのリア充感に本を破り棄て去りたくなる衝動にかられると思う。そう思った誰かへ。
私も同じだ。
一緒に酒を飲もう。
終。
orange(5) (アクションコミックス(月刊アクション))